発達障害の依存症克服のカギとは、実はシンプルだっりする

なぜ、発達障害は依存症になりやすいのか

 

 発達障害の中でも特にADHD傾向の強い人はアルコール、ギャンブルなどの依存症になりやすく、これ は、ADHDの脳内の報酬系のドーパミン(ごほうび系の脳内物質)がもともと少ないことが背景にあるようです。この脳内の報酬系を活性化、ドーパミンを増やして脳を喜ばせてあげようとして、お酒やタバコ、ゲーム、ギャンブルなどの刺激的な行動に走りやすい性質を持っているのです。

 こうした特定の嗜好品へのこだわりや、行動の繰り返しが強化されやすいのも発達障害の性質です。やっかいなのは、こうした刺激では脳内の報酬系がだんだん反応しなくなり、回数や量も次第に増え、やめようと思ったときには、どうにもやめられない依存症という病に陥ってしまうのですね。

 また、発達障害は感情や行動コントロールの困難な特性をもっているため、衝動的にお手軽なストレス解消に走ってしまいがちです。こうした自分の性質をきちんと知っておくことが、とても重要です。

 

発達障害が依存症になりやすい理由とは、

  • 発達障害、特にADHDの脳内のドーパミンがもともと少いことが背景にある
  • 衝動的で行動のコントロールが難しいため、誘惑に負けやすい
  • 特定の嗜好品へのこだわりや、行動が繰り返し強化されやすい

 

 

 

コントロールが難しい発達障害が、依存症とどう向き合うか

 発達障害のわたしの場合、17年以上吸っていたタバコを止めるのに大変苦労しました。禁煙ガムなどで何度も挑戦しては失敗に終わりましたが、6年前に精神科の禁煙外来で専門家の力を借りて心理療法・薬物療法の併用でようやくやめることができました。

 依存症は身体的な依存よりも心理的な依存が克服が非常に難しいといわれていますし、それだけではなく発達障害が抱えるさまざまな問題が依存症治療をさらに困難にしています

ASD傾向の方は習慣依存の傾向が強いため、他の新しい習慣に少しずつ移行していく工夫をしていくこと、ADHD傾向の強い方は衝動をいかにコントロールしていくか、依存対象とは極力距離を置く工夫が鍵になります。わたしは両方の特性を持ち合わせていますので、これらを組み合わせた治療をしていきました。また、各種依存症になってしまった場合は、やはり病気ですので、お近くの病院を探して治療されることを強くおすすめします。家族が依存症になってしまった場合も同様ですが、アルコールに関しては当人が依存症だと自覚がないことも珍しくなく治療が困難なケースも多いようです。入院が可能な専門機関なども視野に入れ、一刻も早く治療しましょう。あなたの大切な時間、お金、健康、家族との良好な関係、それらを失ってしまうその前に・・・

 依存症に自分や家族になってしまったら、一刻も早く、専門の医療機関に相談しましょう

 

発達障害の依存症克服のカギとは

 

 

 さまざまなストレスを抱えやすく、依存症になりやすい発達障害。まずは自身の性質をまずは知っておくことが大切です。それから、シンプルではありますが、健康に悪い嗜好品や娯楽には、安易に手を出さない とはじめから決めておくことが最も重要です。

 それでも、わかってはいても、やってしまう、やめられない。そんな発達障害のあるわたしたちにできることは、視界に入るところにタバコ、お酒、甘いもの、ゲームなどを置かない

発達障害は視覚的な刺激があると自己のコントロールや抑制が難しいためことが多分にあるので、 とてもシンプルな方法ですが、これが一番簡単で効果的な方法かなと思います。

まとめ

 

これだけでも効果抜群!発達障害が依存症にならないために心得ておくこと

  • 発達障害により、自分が依存症になりやすい体質であると知っておく
  • その上で、安易で健康に悪い嗜好品や娯楽には、はじめから手をださないと決めておく
  • 依存対象や、依存行動を連想させるきっかけになるようなものを周囲に置かない 

 

 

 

 

 

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